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DIGLE編集部
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EDITOR
Asahi
DIGLE MAGAZINE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛すアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタント。
この記事のポイント①:ファンコミュニティサイトを始める方法が分かる
コンセプトの計画からプラットフォームの選定まで全体の流れを詳しく解説しています。
この記事のポイント②:ファンコミュニティサイトの運営のコツが分かる
どのようなオンラインコンテンツをコミュニティに提供したらいいのかポイントを解説しています。
この記事のポイント③:実際のファンコミュニティサイトの事例をご紹介
企業や芸能人などが運営しているコミュニティの事例を3つピックアップして参考となるポイントを紹介しています。
オンラインで共通の目的や趣味を持った人たちが集まり、情報を共有しながら信頼関係を築いていく「ファンコミュニティサイト」が注目を集めています。
しかし、ファンコミュニティサイトという言葉は聞いたことはあるけど、「ファンコミュニティサイトってどうやって作ればいいの?」「コミュニティの運営方法が分からない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
この記事では、そんなファンコミュニティサイトの基本情報、作り方、運営方法について紹介します。
ファンコミュニティサイトは、オンラインコミュニティの一つです。
オンラインコミュニティとは、インターネット上で自分と同じ趣味や共通点を持つ人たちが集まる場所のことです。
学校や地域社会と違い、共通した目的や意識を持った人たちが自主的に集まります。趣味や価値観の共有だけではなく、情報交換、イベント、勉強会などスキル向上の場としても利用可能です。
オンラインコミュニティにはファンコミュニティサイトを含めていくつか種類があり、「どのような目的で、誰が運営しているか」でコミュニティの分類が変わってきます。
また、メンバー以外の人とも交流できるコミュニティや会員のみ参加できるコミュニティなど形式もさまざまです。
オンラインコミュニティと聞くと、有名人が運営している「ファンコミュニティサイト」や「オンラインサロン」をイメージされる方も多いと思います。しかし、それ以外にもオンラインコミュニティには様々な種類があり、知らずのうちに利用していることもあるでしょう。
オンラインコミュニティの種類は以下のようなものがあります。
それぞれ、どのようなコミュニティなのかを説明していきます。
ファンコミュニティサイトは、ある商品やサービス・ブランドなど、特定のものに対するファンが集ったコミュニティサイトです。
企業側がファンコミュニティサイトを運営している場合もありますし、個人やファン同士で運営しているものもあります。また、企業側のメリットとしては、他の商品やサービスに流れる事を防ぐ事もできます。
企業とファン・ファン同士で交流をすると、その商品やサービスなどへの愛着が増すという効果もあります。
企業コミュニティは、自社製品の販売促進などが目的で、企業が運営しているコミュニティのことをいいます。サイトだけではなく、企業の公式LINEや公式SNSも企業コミュニティの1つです。
企業ファンコミュニティサイトの中では、顧客と直接やりとりができるため、商品に対する率直な感想をヒアリングしたり、得た情報を元に商品開発やサービス改善を行ったりすることができます。
顧客目線での課題やニーズを把握できるので、企業にとって重要な情報を取得できるというメリットもあります。
また、お役立ち情報の発信やポイントサービスを提供すると継続的にサービスを利用してもらいやすくなります。
オンラインサロンは「インターネット上で行われる、月額会員制のファンコミュニティサイト」です。共通のビジネスや価値観を持った人たちが集まります。
また、提供されるコンテンツはそれぞれのサロンによって異なり幅広いジャンルで取り扱うことが可能な面も魅力の一つと言えます。
行われている内容は大きく分けると「サロンオーナーからの投稿(情報発信)、セミナー」「メンバー同士での交流」の2つです。
ナレッジ・スキル共有コミュニティは「知識や知恵・技術を共有するインターネット上の場」のことを指します。
一般的なところでは「教えて!goo」「Wikipedia」などがこれに該当します。ただし、このようなコミュニティの場合、「誰が投稿しているのか」「情報が正しいのか」などが問題点としてあるので注意が必要です。
上記のコミュニティ以外に「企業内ナレッジコミュニティ」というものがあります。「教えて!goo」「Wikipedia」はオープンで誰でも閲覧可能ですが、企業内ナレッジコミュニティは、社員のみが閲覧するのを前提としたコミュニティです。
主な用途としては「業務に関すること」「社内連絡」などの目的で利用されます。
趣味コミュニティは、SNSを利用して、気軽に趣味に関する情報のやり取りをする場です。オンラインだけではなく、オフラインでの交流もあり、同じ趣味の仲間との交流をはかれます。
地域コミュニティは、自分たちが住んでいる地域を自分たちの力で主体的に、住みよくしていく地域社会のことを指します。
オンライン上での「自治会」「町内会」だと思っていいただければ、イメージしやすいでしょう。同じ地域の住民同士で「地域の問題」「地域での新たな取り組み」などの情報を共有できます。
ファンコミュニティサイトのメリットには、運営者側と利用者側でそれぞれのメリットがあります。
運営者側のメリットとしては以下の4つです。
利用者側のメリットとしては以下の6つがあります。
このようにファンコミュニティサイトを利用すると、運営者・利用者ともに多くのメリットがあります。
一方でファンコミュニティサイトのデメリットも、運営者側と利用者側でそれぞれあります。
運営者側のデメリットは以下の2つです。
利用者側のデメリットは以下の3つです。
ファンコミュニティサイトでは、テキストでの交流が多くなります。そのため、実際に対面で話しているような細かいニュアンスや表情などから得られる情報がないので、意思疎通が難しい場面があるでしょう。
ファンコミュニティサイトを作る場合は「運営内容」「プラットフォーム選定」が重要になってきます。
運営内容よりも先にプラットフォームを決めてしまうと、必要な機能が備わっていない場合があるので注意してください。運営内容を決めて、必要な機能が備わっているプラットフォームを選定しましょう。
運営内容としては以下の4つを検討します。
それぞれの内容について説明していきます。
まずはファンコミュニティサイトのテーマ(コンセプト)を決めましょう。テーマによってコンテンツ内容が変わってきます。
ファンコミュニティサイトの軸がブレてしまっては、メンバーが離れてしまうばかりか、集客する事も難しくなります。参加者に共感してもらえるように、テーマ(コンセプト)は明確にしておきましょう。
運営方針として、まずは以下のような項目を決めておきましょう。
最初からすべてを決めることは難しいと思いますが、ある程度の内容を決めておかなければ運営方針が定まらなくなってしまうので注意しましょう。
また、ファンコミュニティサイトを成功させるためには、集客をする必要があります。集客をするときに、運営方針が決まっていなかったり、コンセプトのズレが生じていたりすると、集客ができずコミュニティを成功させることが難しい場合があります。
さらに運営していくと新しい問題や想定していなかったことが起こります。そのようなときは、運営者のメンバーと相談しながら運営方針を決めていくと良いでしょう。
ファンコミュニティサイトのルールはあらかじめ決めておく必要があります。メンバーが少人数であっても、最低限のルールが必要です。
新規利用者のスムーズな利用開始やメンバー同士でのトラブルを防止する事にも繋がります。
ファンコミュニティサイトを立ち上げる上でメンバーを集めることも重要です。ファンコミュニティサイトの集客方法として、SNSの活用もポイントの一つです。
今日までに「X(旧Twitter)」「Instagram」「TikTok」など様々なSNSがありますが、作ろうとしているファンコミュニティサイトのジャンルに合ったSNSを選びましょう。
ファンコミュニティサイト内で共有されるコンテンツがテキスト形式であればX、画像や動画形式であればInstagramというようにサービスによって見せ方も変化していきます。
SNS集客での注意点は、各プラットフォームで利用している年齢層が異なるということです。どの年齢層をターゲットとしているかで、集客の方法も変化する為、その点も加味して選ぶようにしましょう。
上記は総務省が発表している各SNSの年代と利用者の割合です。ファンコミュニティサイトの集客でどのSNSを活用するか、参考にしてみてください。
ファンコミュニティサイトを作るには、どのプラットフォームを導入するかを決める必要があります。
プラットフォームとは「サービスの提供に必要な土台となる環境」のことです。運用媒体・顧客管理・決済システムをまとめて設定・管理することが出来るので、簡単にファンコミュニティサイトを作ることが可能です。
利用するプラットフォームによって料金や機能が変わります。どのようなことができるのか、事前に確認や比較をしたうえで、自身に合ったプラットフォームを選びましょう。
お得に幅広い形態でファンコミュニティサイトを展開しようとお考えの方にはBitfanがオススメです。Bitfanは、マーケティングに必要な機能をオールインワンで利用できるプラットフォームです。
オフィシャルサイト、ファンクラブ、ECサイトなどすべて作ることができます。詳しくはBitfan公式サイトをご覧ください。
ファンコミュニティサイトの運営は、目的を達成するために「コンテンツの提供」や「ライブ配信」「メンバーとの交流」が重要となってきます。その他にも、継続的に運営していけるような仕組みづくりや問い合わせの対応などもあります。
そんなコミュニティ運営の中で、特に大切なのは「コンテンツの提供」です。メンバーに満足してもらえるコンテンツの提供ができていなければ、離脱していく人が増えてしまいます。コンテンツの内容は、情報の提供だけではなく、交流場所の提供や活動の提案なども含まれます。
その為、オーナーはファンコミュニティサイトを運営するために、様々なトピックやコンテンツを考えなければなりません。そこで今回は「コミュニティのコンテンツとは何なのか」「コンテンツ作成のコツ」の2つに絞りアイデアのヒントをご紹介します。
ファンコミュニティサイトのコンテンツとは、メンバーに対して提供される「情報」「交流の場所」「活動内容」です。コンテンツには様々なものがあり、その一部をご紹介します。
ブログ・日記・音声配信・ライブ配信では、オーナーの日常生活や仕事の裏話、最近考えていることなどを配信します。裏話に関する情報を提供すると、メンバーが興味をもってくれることが多いです。
メンバー同士の交流の場所や、セミナー・交流会を企画して、横のつながりが深まるコンテンツを提供するといいでしょう。
オンラインコンテンツ作成のポイントは以下の4つです。
それぞれ説明していきます。
他のメンバーとの交流が苦手な方でも楽しめるように「読むだけ」「見るだけ」で楽しめるコンテンツの提供が必要です。
ファンコミュニティサイトに参加しているメンバーは、積極的に参加して楽しむ人もいれば、受け身で楽しむ人もいます。交流を行わなければいけないコンテンツのみでは、一部のメンバーは離れて行ってしまうでしょう。
また、「投稿しないで、見ているだけでもいいですよ」「投稿したい人はどんどん投稿してください」などの受け身のメンバーが居づらくならないような配慮があると、離脱防止にも繋がります。
運営者側からのコンテンツの発信だけでなく、参加メンバーが書き込める場所を用意することで、利用者がメリットを感じやすくなります。
メンバーが自由に投稿して活発に情報交換ができる掲示板を用意しておけば、オーナーの投稿がなくても、メンバー同士で盛り上がれるでしょう。
また、ファンコミュニティサイトのテーマに関係なく書き込める場所を作ることで、メンバー同士での横のつながりが強くなります。ファンコミュニティサイト全体の活性化にも繋がるでしょう。
コンテンツの投稿タイミングを「毎週◯曜日」「毎月◯日・◯日・◯日」で投稿など、定期的に配信するコンテンツを作りましょう。メンバーがファンコミュニティサイトに来ることを習慣化できれば、長期的な利用に繋がります。
SNSでも交流や情報交換はできます。しかし、ファンコミュニティサイトならではの、強みを明確にしておく必要があります。
クローズドな空間だからこそ可能なコンテンツを提供することで、SNSとの差別化を図ることが可能です。
プラットフォームは「集客方法」「収益化」「提供するコンテンツ形式」を考えた上で、自身に合ったプラットフォームを選ぶことが大切です。
もし、どのプラットフォームを使うか迷ってしまった場合は、様々な機能があるプラットフォームを選ぶとよいでしょう。そうすれば、途中で使いたい機能が出てきたときに、対応ができます。
Bitfanでは「オフィシャルサイト」「ファンクラブ」「グッズ販売」「チケット販売」「ライブ配信」などを作成できる、オールインワン型のプラットフォームです。
専用のアプリでコンテンツ投稿やライブ配信などを簡単に投稿でき、初めて利用する人でも運用しやすいのが特徴です。さらに、アプリ内では各種SNSのタイムラインを確認でき、好きなクリエイターの情報をチェックすることができます。
ファンコミュニティサイトのオーナー、メンバーともに、利用しやすいサービスになっています。
最後に、具体的なファンコミュニティサイトの運用事例を3つご紹介します。ぜひ、ご自身のファンコミュニティサイトを作る際の参考にしてみてください。
「スナック喫茶 “31”」は、タレントで女優の峯岸みなみが運営するファンコミュニティサイトです。
喫茶店というコンセプトのコミュニティとなっており、会員限定のオフショットや生配信、ラジオ配信などのコンテンツを提供しています。
テレビや雑誌の中でしか姿を見ることができない芸能人ですが、ファンコミュニティサイトという空間を通してよりリアルタイムな活動を知ることができたり、本人と交流できるチャンスがあるという点がコミュニティにバリューを生み出しています。
企業が運営するファンコミュニティサイトの事例として、カゴメ株式会社の「&KAGOME」が挙げられます。
大手食品メーカーという特性を活かして、公式やコミュニティの会員によるオリジナルレシピを閲覧することができるのが特徴です。また、カゴメの商品のレビューも投稿・閲覧することができます。
カゴメがファンコミュニティサイトを立ち上げた狙いとしては、カゴメの商品を愛用するコアな顧客層を大切にしたい、ライトユーザーをヘビーユーザーに育てていきたいという思いがあるようです。
3人組ロックバンドの羊文学が運営するファンコミュニティサイト「月刊 羊文学」は、文芸誌のようなデザインが印象的なファンコミュニティサイトです。
コミュニティの月額会員になると、会員限定の情報や画像、動画などのコンテンツ、ライブチケットの先行受付にエントリーできるなどの特典を受けることができるようになっています。
会員限定Webコンテンツには羊文学のメンバーそれぞれが執筆するコラムも配信されており、バンドの掲げるコンセプトやサイトのUIに上手くマッチしたファンコミュニティサイトとなっています。
ここまで色々なポイントをご紹介してきましたが、ファンコミュニティサイトを作るなら、プラットフォームサービスを利用するのがおすすめです。
プラットフォームサービスにはコミュニティ運営に必要な機能が備わっているので、手軽にファンコミュニティサイトが作れます。
また、利用するプラットフォームサービスを決める前に「ファンコミュニティサイトのテーマ」「運営方針」「ルール」「集客方法」を決めておきましょう。これらを決めておかないと、運営していくのに必要な機能が備わっていないプラットフォームを選んでしまう可能性がでてきます。
運営するときは、コンテンツの内容に注意して、積極的なメンバーも受け身なメンバーも楽しめるようなコンテンツを提供することがポイントです。
ぜひ上記を参考にご自身にピッタリのファンコミュニティサイトを立ち上げてみましょう。
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